2018年11月18日

エミリー・レムラー

チャーリー・クリスチャンがそうだったように、ウェス・モンゴメリーは多くのギタリストに影響を与えました。中でもエミリー・レムラー(Emily Remler 1957〜1990)はウェスの影響を受けつつも、自己のスタイルを発展させていた人で、夭折が惜しまれます。80年代にGibson ES-335を愛用していたので、フュージョン系のギタリストかと思いきや、歌心のあるビバップも聴かせてくれます。おまけに、美人です。

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レムラーはニューヨークに生まれ、10歳からギターを弾き始めました。初めはロックを弾いていたものの、バークリー音楽院でジャズに出会って、ジャズギタリストとして順調にキャリアを積んでいました。1981年から85年までジャマイカ出身のピアニスト、モンティ・アレキサンダーと結婚していました。オーストラリアのツァー中に心臓発作で亡くなっていますが、ヘロイン中毒が影響しているとされています。あ〜あ、何でそんなものに手をだしちゃうのかな。

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このアルバムは30歳の吹き込みで、70歳だった大御所のピアニスト、ハンク・ジョーンズがバックを務めています。バスター・ウィリアムズ(b) 46歳、マービン・スミッティ・スミス(ds) 27歳と、年代がバラバラのオトコ連中を従えてのびのびとプレイを楽しんでいて、堂々たる貫禄です(East To Wes / Emily Remler, Concord Jazz 1988)。