
2002年の4月1日に、「あゆみカウンセリングルーム」を開きました。あと二晩眠れば、15周年ということになります。どこで調べてくるのか、「こんなボールペンを作りますよ」と業者さんがサンプルを送ってくれました。書き心地も良いしお値段も手ごろで、作ってもらおうかと一瞬は思ったのですが、さてだれに配るのか、もらった人は持ち歩くのに気を使ったりしないのかなどと考えて、やめにしてしまいました。
たとえば法律事務所や会計事務所と同じような感覚で、ノベルティグッズを持ち歩けるようにカウンセリングが一般的なことになれば、良いのですが。「30周年」でも、そうなっていないでしょうね。「50周年」になったら、そうなっているかもしれません。でも自分の方が、保ちそうもないです……。もし生きていたにしても、息をしているだけかもしれない。もっとも成瀬悟策先生は、私が50周年を迎えることになる御年93歳でも現役バリバリ、新刊も出していらっしゃるのだから、そんなことを言っていてはダメですね。まあ50周年を目指すかどうかは別として、さしあたりは20周年に向けて進歩していかなくてはと思います。結果的に進歩するかどうかは別にして、進歩していくつもりがなくては、現状維持すら難しくなっていくでしょうから。
思い返せば、15年の間に本当に多くのクライエントさんたちにおいでいただきました。これまで有形無形でお世話になった方々に、御礼を申し上げます。