2009年03月20日

ぼくの好きな先生 (1)

 高校生の頃だったか、RCサクセションの「ぼくの好きな先生」をラジオで聴きいていました。忌野清志郎さんのとぼけた味のあるボーカルが、好きでした。あらためて歌詞を調べてみたら、こんなくだりがあります。

  たばこを吸いながら  あの部屋にいつもひとり
  ぼくと同じなんだ    職員室が嫌いなのさ
  ぼくの好きな先生   ぼくの好きなおじさん

  たばこを吸いながら   劣等生のこのぼくに 
  すてきな話をしてくれた ちっとも先生らしくない
  ぼくの好きな先生    ぼくの好きなおじさん

 私が高校生の時には、日本史の先生の準備室に通っていました。彼は「すてきな話をしてくれた」のではなくて、「すてきに話をきいてくれた」のです。話しているうちに、自分の考えが整理されて気分がすっきりする感じでした。何より面倒がらずに聴いてくれて、否定されなかったのがうれしかったのだと思います。
posted by nori at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | カウンセリング
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