2009年04月14日

お笑いといじめ

信田さよ子BLOGの4月7日「桜散る」より、引用させていただきます。

テレビ業界の不況の影響で、ギャラの安いお笑いタレントが席巻することになっているが、小中学生の人気には理由があると思う。
学校集団におけるサバイバル競争は激しくなるばかりだが、そこをかいくぐっていくために必要なスキルはお笑いがすべて与えてくれるのではないだろうか。
一部の論者の言うように、お笑いがいじめのテクを与えているというのは確かだろう。あのいじり方はやはりぎりぎりの危なさを秘めていると思う。
でもそのいっぽう、いじられても「痛い」対応をしないテクも与えてくれているのだ。
突出しないこと、かといって空気は確実に読むこと、微妙な位置でスケープゴートにならないでセーフになること、先手必勝とばかりにいじる対象をみつけること、いじられても痛くない反応をするだけのスキルをいくつか持っていること。
お笑いと一言でいうが、過酷な同質集団の中を生きていくための豊かなスキル、モデル、みせかけ術などに満ちているのだ。

 なるほどなー、とうなづいてしまいました。小中学生がいじめテク、あるいはいじめられ対策テクを磨くために、お笑い番組にかじりついているとは……。でも単純に「面白い」とか、「スカッとする」で見ている子も大勢いる、と信じたいところです。
 
 文字を青くしたところの話は、教室にいられなくなって別室に来ているような生徒から聞くことがあります。本当にこの通りです。やはり女の子の方が精密で深刻で、聴いている方が息苦しくなってきます。こういうのは「都会の話」ではなくて、大奥なみ?のスキルを東北の女子中学生たちも駆使しているのです。それもメールなんてものがからんでくると、さらに厄介になります。

 人を刺す笑いもあるけど、刺さないで済むための笑いもあります。こっちの方が普及してくれると良いんですが……。 
この記事へのコメント
「お笑い」って、まず見ないんです。ドリフ、やすきよは好きだったのですが・・・(笑)。
今時のお笑いには、そんな要素があり、子ども達はそこから集団で生き抜くスキルを身につけてたなんて、考えたこともありませんでしたが、なるほど〜と思いました。
中学生でいることは、毎日ヘロヘロになって仕事している私でいることより、ずっとずっとハードなんだなあ・・・と思いました。
今の子ども達は、ネットや携帯メールなど、文明の利器の大きな影の部分に飲み込まれそうになっていて、気の毒だなあと思うことがあります。
携帯を肌身離さず枕もとにまでおいて寝起きして、不眠症になってる若者もいるそうですね・・・。
これって、日本特有なんでしょうかね。
全体的に、この国の先行きが不安ですね。
Posted by ina-kibi at 2009年04月15日 20:14
 コメント、ありがとうございます。そうですね、ネットも携帯も文明の利器と言えば利器なんですが、おっしゃるように大きな影の部分があるので、よく見極めないといけませんね。大人もはまり込んでしまって、不幸になっている人が少なからずいるのですから。
Posted by nori at 2009年04月16日 20:22
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