2009年11月21日

境界性にゃん格障害

 チャーリーは、とにかく人の居るところが好き。呼べばかなりの確率で寄って来るし、何だか犬みたいなやつです。そしてちょっとなでてやると、すぐに手を噛んできます。自分が遊んで欲しい時に相手にしてもらえないと、ライバル?の電話機や新聞を攻撃してきます。

 ペットホテルに3泊4日で預けて、迎えに行ったらもう大変でした。車の中ではにゃおん、にゃおんと異様な鳴き声を上げ続けるし、2〜3日は妻の枕もとで寝ていました。精神分析風に言えば、彼には二者関係に没入する傾向と、良い対象関係へのしがみつきがあって、その背後にはどうも見捨てられ不安があるようです。

 チャーリーは、もともと捨て猫でした。動物病院の軒先に、きょうだいと一緒に段ボールの中に入っていたそうです。つまりは、見捨てられたと言うこと。マスターソンは境界性人格障害の発症機序について、「幼児期の見捨てられ不安が、青年期になって再燃する」と言っています。境界性にゃん格障害ってあるんだろうか……などとアホなことを考えておりました。だってこのごろは私の足の上で寝ているので、重くてかなわないのです。 
posted by nori at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | にゃんころじい
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