2009年12月31日

年の瀬になって

 国家資格化の話が揺れています。すでにネットで話題になっています裕's Object Relational World。もちろん私も無関心ではありませんし、自分にできることは何とかしなければと考えています。

 これから若い人たちに道を譲っていく人たちが、若い人たちのことよりも、自分のことばかり考えているようではいけません。私自身、自戒しなくてはいけない年代にさしかかってきました。「金を残して死ぬのは下、仕事を残して死ぬのは中、人を残して死ぬのは上」とは、「大風呂敷」とも揶揄された岩手が生んだ政治家、後藤新平の言葉です。私たちはこれから、どのようにしたら「人を残す」ことができるのでしょうか。

 私たちがよって立つところは、結局は理論でも技法でも資格でもなく、自分のことはさておいて「人の役に立つ」ことではないでしょうか。そこを踏み外さなければ、何とか生活をしていける、そう言う世界であって欲しいものです。
posted by nori at 23:37| Comment(0) | TrackBack(3) | 臨床心理士
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国家資格化問題に関して、日本臨床心理士資格認定協会と、日本臨床心理士会は、深刻な路線対立に陥った  (第2版)
Excerpt:   村瀬嘉代子先生  この手紙がお手元に届く頃には新年を迎えていることと思います
Weblog: カウンセラーこういちろうの雑記帳
Tracked: 2010-01-02 15:39

国家資格化問題に関して、日本臨床心理士資格認定協会と、日本臨床心理士会は、深刻な路線対立に陥った  (第2版)
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国家資格化問題に関して、日本臨床心理士資格認定協会と、日本臨床心理士会は、深刻な路線対立に陥った  (第3版)
Excerpt:   村瀬嘉代子先生  この手紙がお手元に届く頃には新年を迎えていることと思います
Weblog: カウンセラーこういちろうの雑記帳
Tracked: 2010-01-04 20:00