震災から3ヶ月が経ちました。テレビでは被災地の人々が、復興に向かう姿(ばかり)が放映されて、芸能人が他愛もないおしゃべりを続けています。沿岸のパチンコ店ですら、駐車場に車が満杯になっています。
私たちは辛いこと、嫌なことは自分から切り離して生きて行こうとします。それは身を守るためには、必要なことでもあるのでしょう。私だって音楽は聴くし、映画も見るし、「人並み」に暮らしています。人様のことをあれこれ言うつもりも、ありません。でも切り離したままでは、何も解決はしていきません。「私たち」から切り離された、「あの人たち」はどうなっても良いのでしょうか。
被災地は何とかなっているんだろう、と思っている方は、ぜひ一度足を運んでみてください。たとえば、陸前高田に。見渡す限りのがれきの原では、車を降りるだけでも勇気が必要かもしれません。吹き渡る風にまじる臭いをかいでいると、何とも言えない感じがこみあげてくるかもしれません。どうか、つながっていてください。
2011年06月10日
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