
7月26日に、大船渡市に行って来ました。それまで避難所は何回も足を運んでいましたが、被災した学校を見るのは初めてでした。越喜来(おきらい)小学校は、海岸の近くにあります。そして校舎の2階と山手に続く道がほぼ同じ高さにあって、いったん校外に出て避難すると時間がかかります。平田武市議が2008年頃から、津波対策の非常階段を作るように訴えていたそうです。闘病中に「一番危ないのは、越喜来小学校。遺言だと思って作ってくれ」と。それが去年の12月に完成して、市議は震災の9日前に亡くなられたそうです。津波で校舎はめちゃめちゃになりました。でも階段のおかげで、71名の子どもたちは全員無事だったそうです。
