昨夜にNHKを見ていたら、ジャズピアニストの小曽根真(おぞね・まこと)さんの活動が紹介されていました。小曽根さんは神戸の出身で、阪神淡路大震災でふるさとが壊滅状態になりました。自らの体験で、「震災から二年目を過ぎて、少し生活が安定してきて、でも先が見えない今が一番きついと思う。音楽で元気を出してもらえれば」と、ビッグバンドを組んで岩手県から宮城県の被災地で演奏されていました。「これで終わりではなくて、これからが始まり」と話していました。
ジャズを聴いていると、身体を揺らしたくなります。リズムに乗って踊っている子もいたし、指を動かしているお母さんもいました。「ふだん仮設で気を遣っているだろうから」と、大きな声を出す曲も用意されていました。やはり、こういうことで元気が出てくるのだと思います。
小曽根さんをはじめとするミュージシャンはもとより、大鎚町の職員の方も、気仙沼出身のマネージャーさんも、みんなを元気にしようと動き回っていました。私も沿岸の支援に携わっていますが、同じ思いで動いている人たちとの連帯のようなものを感じて、胸が熱くなりました。
これからが、むしろ支援の正念場ではないかと思います。応援を、よろしくお願いします。
2013年07月27日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/71428881
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/71428881
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック