2013年09月30日

サイコ

1960年に制作された、アルフレッド・ヒッチコックの名作です。ホラーとか、どうもこの手の映画は苦手なので今まで見ていませんでした。たまたま、NHKのBSで放映したので録画しておきました。とは言え、意を決して見るまでにちょっと時間がかかりました。何しろ女優のジャネット・リーはこのカットで「絶叫クイーン」の名を確立したとかで、それは恐ろしい映画だと思っていたもので……。

psycho.jpg

でもいざ見たら、それほど怖くはなかったです(^^;)。ストーリーも予想していた通りに運んでいったし……。

ネタバレになってしまうので書けませんが、犯人の心理と言うか精神状態が、どうも腑に落ちないですね。ちょっと説明がつかないな、と感じてしまいます。

映画としては文句なく面白いし、まだご覧になっていない方はぜひどうぞ。ヒッチコックは「カラーで撮ると凄惨になる」からと、あえてモノクロで撮影したそうです。でもカラーで撮っていたなら、何しろ1960年なので、粒子も粗くて色も悪いはずです。モノクロで精緻に撮影してくれたのが、ありがたいですね。音楽もかなりの不気味さで、凄みがあります。
posted by nori at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画に見るこころ
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