2023年06月29日

くつろぐエリック


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黒猫のエリックは、推定年齢が16歳になりました。すっかり貫禄もついて、お爺さん然としております。うっかりして尻尾や足を踏むと、「うにゃ!」と逃げますが、基本的に何をしても怒りません。そもそも踏まれるのだって、人にくっついて歩いてるからなんですが。「エリック〜!」と猫なぜ声で呼ぶと、走ってきます。まあ犬のようなヤツです。

朝の3時、4時になると、ご飯コールが始まります。5時だったら良いのですが、3時は早過ぎる。無視をしても鳴き続けるし、近所迷惑にもなりかねません。黙らせるには、食わせるしかない。夫婦で

「今日も早かったよね」
「夕方にあげるのを、もうちょっと遅くしたら?」
「いやあ、遅くしてもダメだよ。薄明るくなると活動開始だから」

なんて話していると、「なんか、オレのこと話してるな」という表情で聴いています(いるように見えます)。それでも行動を改めるとか、手加減するとかは一切ありません。まあ元気で病気をしないので、ありがたいと思わなくては。わが家は「猫本位制」です。
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2020年05月27日

箱が好き

テレワークでパソコンに向かっていると、猫がジャマをしにくる。「かまってよ〜」って感じでしょうが、「ネコハラ」と呼ばれて、飼い主を困らせて(喜ばせて)いるようです。でも近くに箱を置いてしまえば、さっさと箱に収まってしまうのがまた猫の特性であって、気ままですね。荷造りのために段ボールを置いていたりすると、うちのエリックも、こんな感じです。

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2018年09月26日

チャーリーとの別れ

チャーリー(11歳)は5月に糖尿病の症状が始まり、腫瘍もあるかもしれないと言われました。家でインスリンの注射を打っていたのですが、夏には脱水症状が出て、病院通いが続きました。膵炎とかケトアシドーシスとか、ヒトは病名をつけて治療しようとするのですが、本人はニャンのことやら分かりません。動物病院のスタッフさんたちには可愛がられましたが、臆病な性格なので、家じゃないところに居るのはストレスだったようです。何度も針を刺すと硬くなるし、ただでさえ猫の血管は細いので、点滴も難儀になりました。

治療しても苦痛を長引かせるだけと感じる半面、健気な姿を見ると生かしてやりたいとも思います。「もう治療はやめて、家で看取ろう」ということになり、9月20日の早朝に家族で見送ることができました。獣医さんが飼い主の悩みに寄り添って、私たちの選択をサポートしてくださったのが有難かったです。助かる可能性に賭けて積極的な治療をするように勧められて、入院中に亡くなってしまったというような話も聞きますし、そうなったら悔やんでいたことでしょう。

手話で2000語を用いたゴリラのココは、「死ぬこと」を「眠るのと同じ。気持ちのよい穴に、さよなら」と表現したそうです。動物は人間よりも簡単に、そして正確に死をとらえているのかもしれません。黒猫のエリックはチャーリーの耳を噛んでちょっかいをかけていましたが、弱ってからは一切なくなりました。階段の途中で足が止まると、エリックが駆け上がって尻尾をなめて、チャーリーがすっと登りました。彼らには食べ物を狙うとかヒーターで暖まるとか、共通の目的があるとき以外は3mは離れるというオキテがあったようです。でもチャーリーが亡くなった夜は、エリックは近くにあった布団に乗って、ずっと段ボールのお棺を上からながめていました。食欲は相変わらずモリモリだけど、さびしそうにしているエリックを見ると、チャーリーの死を理解しているように感じます。

チャーリーはケイレンを起こして死にかけてからも、復活しました。家族みんなでお別れができる日まで、頑張ってくれました。夜は妻のベッドで寝ていたので、弱ってからは階段で転ばないように妻は1階の和室で寝ていました。最後の夜は妻の布団で待っていたそうですし、明け方には階段を登ろうとして転びました。朝は起こしに来るのが日課だったし、私にあいさつに来てくれたのかもしれません。息を引きとるときには、目にいっぱいの涙をためていました。こっちの思い込みかもしれないけど、情が通じると言うか、チャーリーは人のような猫でした。かっぱわれた塩鮭を奪い返して、思わず自分でくわえたりなんかして、追いかけっこもさんざんして楽しい日々でした。心からのありがとうを、捧げます。
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2016年04月25日

工事をしていたら

家の外壁が傷んできて、思い切って張り替える工事をしてもらったのですが、「ガンガン、ドンドン」とけっこうな音がして、振動も伝わって来ました。茶トラのチャーリーは縄張りを監視するという、猫の唯一の職務?に忠実で、工事の様子を常にうかがっていました。ふだんは臆病で知らない人が来るとすぐ逃げるくせに、大したもんです。エライ! いや、これも臆病の一環なのか? どっちかわからん。

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かたや、黒猫のエリック。のんきに日向ぼっこです。これだけの騒音なのに泰然自若としていられるのは、野良を生き抜いてきた太っ腹でしょうか。いや、職務に怠慢なだけなのか? どっちかわからん。

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2014年02月02日

微妙に仲良し

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ごらんの通り、二匹で仲良く?本棚の上に乗っています。
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2013年02月25日

冬のできごと その2

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おおっ! チャーリーがエリックにちゅーするとは……。



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エリック:「何すんの? 僕たち、男どうしだよっ!」



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チャーリー:「いや、別に何でもないよ……」
エリック:「そうだよね、何でもないよね……」


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2012年12月22日

冬のできごと

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チャーリー(茶トラ、4歳)がヒーターの前でくつろいでいます。と、後ろから近寄るエリック(黒、2歳?)

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エリック:「ちょっと、どいてよ」

チャーリー:「にゃにすんだ、お前!」

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エリック:「だから、どいてってば」

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チャーリー:「…………。」

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2012年08月23日

炊飯器、やられました

暑いですね。お盆が過ぎてもこんなに暑いのは、珍しいことです。でもわが家の猫二匹は、涼しい顔でお昼寝したり、ちょっかいかけて小競り合いをしてみたり、お気楽な暮らしです。高気密住宅なので、ひと部屋だけエアコンを入れて外出しています。節電も大事ですが、そうでもしないと熱中症になりかねません。

さて今回のお題は黒猫のエリック(♂、推定年齢2歳)が、炊飯器を開けてご飯を食べるということです。
何しろ野良猫だったので、牛乳やご飯など、猫を飼っていない人があげそうなものが大好き。さんざん愛嬌を振りまいて、ご馳走になってきたのでしょう。まあそれはしょうがないのだけれど、困ったのは勝手に炊飯器を開けちゃうこと。ふたについているボタンをニャンと押すのは、朝飯前なんであります。

対抗策として、炊飯器を棚の奥の方に置いていました。こうすると、開けにくいし、食べにくいはずなんだけど。「ガーン!」と音がしたので行ってみると、何とヤツは炊飯器ごと下に落っことして、何とかしようとしておりました。これが何回もあって、ついには壊れてふたが閉まらなくなってしまいました。

奮発して買った、初めてのIH式の炊飯器。それも1年くらいしか使っていないのに……。さすがに炊飯器なしの生活は辛いので、すぐにネットで注文しました。今度は壊されても被害額が少なくて済むように、普通のマイコン式にしました。

私:「IHの方がふっくら炊けて、美味しかったような気もするな」

妻:「大丈夫だよ、またエリックが壊してくれるから」

これからは炊飯器に、猫対策用のロックをつけて欲しいです。シンクの排水口にも。生ゴミボックスにも。冷蔵庫を開けないだけ、まだましと思わないといけないのでしょうか。
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2012年04月22日

飼い猫に指をかまれる

一週間ほど、前の話です。黒猫のエリックは、爪を切られのが大嫌い。食い物で釣ろうとしていたら、私の人差し指の先に、エリックの前歯が5ミリほどめりこんでいきました。本人は噛みついて攻撃していたのではなくて、単に食べるのが不器用なんです。キャットフードは口からボロボロこぼすし、何か食べ物を手であげようとすれば、手の方にも歯が当たるし。

猫はばい菌をもっているので、噛まれると怖いと言う話は、聞いていました。飼っていた猫に噛まれたのがもとで、1年近くも仕事ができなくなったミュージシャンもいました。ましてエリックは野良をしていたので、これはまずいとすぐ病院の救急外来に電話をしました。診て下さるというので、ありがたかったです。

出迎えてくれた男性の事務員さんは何だかニコニコしていて、笑いをかみ殺しているように見えました。「破傷風トキソロイド」の注射を打ってもらい、抗生物質を出してもらいました。今はだいぶ良いのですが、かまれてから何日かは指先がシクシク痛くて、キーボードを打つのにも難儀していました。

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2011年07月15日

エリック

先週の金曜日でした。スクールカウンセラーの仕事が終わって帰ろうとすると、昇降口で生徒が黒猫を相手に遊んでいました。ずいぶん人なつっこくて、首輪の跡があります。捨てられたんでしょうか。聞けば、朝からずっといるそうです。

迷いましたが、家に連れ帰りました。

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こんなヤツです。名前はエリックにしました。3歳のチャーリーよりは小さくて、まだ若い。1歳くらいじゃないでしょうか。ノラをしていたので痩せて、顔から耳の後ろにかけて皮膚炎ができていました。獣医さんは良くなって来ているから心配ないとのこと。

おだやかでないのは、チャーリー。気が小さいもんだから、後ずさりしながら威嚇していました。あるいは2階に上がらせるもんかと、階段から監視。今は平気になってきました。

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2010年10月10日

ごは〜ん!

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魂の叫びを聞け!とばかりに、台所のカウンターに乗っかって「ごは〜ん!」とわめいている図であります。本当に「ごは〜ん!」って言うんだから。さっきは共同募金の赤い羽を食べちゃったとか。まあ鶏の羽ですからね、あれは。針金はさすがに残したそうです。
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2010年05月09日

エサハラ

 ネコって肉食のはず……なんですが、うちのチャーリーは何でも食べます。ブロッコリー、アスパラ、もやし、青菜など、野菜の茹でたのが大好きです。ネコは草を食べるけど、その代わりなのか? 栗、サツマイモ、カボチャにも目がありません。甘栗なんぞをむいていると、突進してきます。

 キャットフードを食べているネコは、キャットフード以外には目もくれない……なんて話もあるけど、チャーリーにはまるっきりあてはまりません。ついうっかりしていると、塩鮭の皮を強奪、逃走なんてこともあります。塩分が良くないだろうからと、つかまえて口からもぎとろうとすると「グーッ、グーッ」とうなって威嚇する始末。

 「キャットフードが少ないんじゃない?」と思う方、その通りです。「肥りすぎが気になるネコ用」、いや正確には「肥りすぎを気にする飼い主用」のフードを、袋に指定されている量よりも少なくあげています。外に出さないでいるので、指定通りだとみるみる肥っていきます。いまは4s台に落ちたけど、5s台のときは獣医さんに「これ以上肥らせないでください」と言われていました。どうもネコにも糖尿病とか、あるらしいです。

 本人にしたら、エサ・ハラスメントなんだろうなあ。  
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2010年01月01日

本年もよろしく

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新年を迎え、皆さまいかがお過ごしでしょうか。わたくし虎猫のチャーリーが、トラに成りかわりましてご挨拶申し上げます。



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とは言っても、何しろヒーターの上というのは眠くなってくるものでして……。




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これにて、失礼いたします。










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2009年11月21日

境界性にゃん格障害

 チャーリーは、とにかく人の居るところが好き。呼べばかなりの確率で寄って来るし、何だか犬みたいなやつです。そしてちょっとなでてやると、すぐに手を噛んできます。自分が遊んで欲しい時に相手にしてもらえないと、ライバル?の電話機や新聞を攻撃してきます。

 ペットホテルに3泊4日で預けて、迎えに行ったらもう大変でした。車の中ではにゃおん、にゃおんと異様な鳴き声を上げ続けるし、2〜3日は妻の枕もとで寝ていました。精神分析風に言えば、彼には二者関係に没入する傾向と、良い対象関係へのしがみつきがあって、その背後にはどうも見捨てられ不安があるようです。

 チャーリーは、もともと捨て猫でした。動物病院の軒先に、きょうだいと一緒に段ボールの中に入っていたそうです。つまりは、見捨てられたと言うこと。マスターソンは境界性人格障害の発症機序について、「幼児期の見捨てられ不安が、青年期になって再燃する」と言っています。境界性にゃん格障害ってあるんだろうか……などとアホなことを考えておりました。だってこのごろは私の足の上で寝ているので、重くてかなわないのです。 
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2009年09月23日

横目でにらむ

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 テーブルにパソコン出して作業していると、腕に猫パンチしてみたり、キーボードの上を歩いてみたりと、ちょっかいをかけてきます。日向ぼっこでまったりしてるけど、実はどうやってじゃまをしてやろうかと秘策を練っているのかも。
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2009年07月30日

枕が好き

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家の猫は、枕が好きみたいです。この体勢で寝ていたんですが、カメラを向ける気配を感じたのか?ぱっちり目を開けてしまいました。夜に寝る時は、人の腕や脚を勝手に枕に使ってくれます。ちと迷惑なんですが……。
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2009年06月21日

狭いところが好き?

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米びつから米を出して研いでいるすきを狙って、サッと入り込みます。炊飯ジャーの蓋を開けると、すぐに待機の姿勢に入ります。単に狭いところが好きなのか、米をかじろうと言うのか、分かりません。
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2009年05月08日

げじげじを食う

 「げじげじ」とは、昆虫エクスプローラーによると、「ゲジやオオゲジの俗称」とのことです。あのムカデの親戚みたいな奴で、沢山の短い足で家の中を歩き回られると……これを読んでゾワッとくる人もいるかもしれません。
 さっきあれが出たんですが、チャーリーがダッと追いかけて前足で押さえて……ムシャムシャとうまそうに食ってました。ダシを取ったあとの煮干、あれの頭を残すくせに、けっこうワイルドなやつです。ところでチャーリーは生まれて間もなく捨て猫になって、里親さんのもとで他の猫たちと共同生活を2ヶ月ほど送り、わが家に来ています。その間に虫を取って食うなんてことを、教え込まれたとのでしょうか。それとも、本能なんでしょうか。虫を追っかけて遊んで、ついでに食ってみたらうまかった……と自分で学習したんでしょうか。
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2009年04月07日

やっぱり朝には起こしにくる

 前回(3月10日)の記事で、チャーリーが朝になると「ごは〜ん」目当てに起しにくると書きましたが、どうもこれは違うようです。エサを食べてからも、私が寝ていると起しにきます。横になって本を読んでいても、ベッドの上に腰かけていても、勘弁はしてくれません(笑)。足をかんできます。かみつかれるのはかなわないので寝室のドアを閉めていると、外でにゃおんにゃおんと始まります。「ごは〜ん」ではなくて、「起きろ〜、下に降りろ〜」なんですね。

 チャーリーは四月生まれと聞いているのでそろそろ1才、「男の子の手術」も済んでいるので、性格的には固まったとみてよいのでしょうか。猫の性格と言っても、活発かおとなしいか、人なつっこいか警戒心が強いか、人の言うことを聞くかどうか、縄張り意識が強いかどうか、こんなところなんでしょうかね? 何匹も飼ってこられた方に、聞いてみたいものです。 
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2009年03月10日

勝手に介助猫

 番犬はもとより猟犬、警察犬、盲導犬、介助犬と、犬には活躍の場が色々とあるのに、猫にはネズミ取りくらいしかありません。近頃はそのネズミも少なくなって、猫君たちも肩身を狭くしている、わけないですね。
 「猫は頭が悪いから、訓練できない」と思っている人が多いかもしれませんが、実際には犬も猫も「頭の良さ」はあんまり変わらないらしいですね。問題は性格。犬はオオカミ時代からの団体生活でボスに服従してきたのに対して、猫は自分のなわばりを守って狩りをする生活だったので、勝手気ままになのでしょう。
 うちの猫は、朝になると布団に顔をつっこんで足をかみます。いわゆる甘がみというやつで、本気でガブリではありません。でも連続技でやられると、おちおち寝てはいられません。そして鳴きわめくのです。「ごは〜ん、ごは〜ん」と。ごはん前の鳴き方は、明らかに違っている気がするのですが、これは親バカみたいなもんでしょうか。ひところ「マグロうまいにゃ〜、うまい、うまい」としゃべりながら刺身をぱくつく猫が話題になっていましたが、あんな感じです。
 朝に起こしてくれるという意味では介助猫かもしれないけど、別に頼んだわけじゃないんですけど。メシのありつくのだから、これがヤツにとっての狩りなんでしょうね、きっと。
 
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