
手描きが良い感じのマップ。クリックすると拡大表示します。
問題は11時頃になっていたのに、車が一台も停まっていなかったこと。大槌に住んでいる人からはよく「熊が出た」と聞いていたので、「怖いから止めようか」……とチキンな気分にとらわれました。それでも車で2時間かけて来たことだし、入山記録を見ると平日に一人で登っている人もけっこういるようだし、青少年の家の方は熊がどうとか言わなかったし、早朝でもないし、食べ物のない松林だから熊もいないだろう……と、自分に都合の良い理屈をつなぎ合わせて登ることにしました。

整備されているのですが、何か出て来そうな?登山道。クマ鈴はつけていますが、ときどき奇声を上げて歩きました。

振り返ると海が見えます。だんだん下に見えるということは、それだけ登ったということ。

頂上からは絶景を楽しめました。
海沿いの山にありがちなことですが、急峻なアップダウンでけっこうきつかったです。1時間半で楽勝……と踏んでいたのですが、最後は鎖場が続いてヒイコラ言いながらプラス10分で登りました。下山したら、「マムシに注意」の立て札を発見。そうなんですよね、熊よりも怖いのはハチとかマムシだったりするのでした。